240287
2024/07/11(木)
公募締切
~2024/08/30(金)
e-RAD(正午まで)
各自直接申請
対象(研究領域等)
【本テーマの目標】
宇宙戦略基金における探査等分野の方向性として例示されている「月や火星圏以遠への探査や人類の活動範囲の拡大に向けた我が国の国際プレゼンスを確保」等の寄与に向けて月ー地球間通信の実現可能性評価を行うため、以下を、1年間程度の目標として調査検討を行う。
A.月-地球間における大容量かつ高精度捕捉・追尾等が可能な通信アンテナの開発に向けた地球地上局の基本設計の確立
B.移動しながらも高画質映像伝送が求められる有人与圧/曝露ローバ等のミッションに対して高品質・高信頼性のモバイル通信環境を月面において提供することの実現可能性等の評価
(技術開発実施内容)
A.月-地球間のような長距離通信において大容量通信を行うための捕捉・追尾機能の手法及び性能維持に係る監視方法等の確立を行うとともに、国内外における地球地上局の配置計画の検討、地上局ネットワークの統合運用が可能なシステムの整備を行うための基本設計を行う。
B.月面における複数シナリオ、ユースケースに応じた通信要求等について、月面環境(真空、放射線、昼夜温度差、レゴリス環境等)、月面開発の発展に応じた段階的な拡張等を考慮したエリア設計技術の確立、月面における基地局建設やネットワーク設備の保守運用等に向けた検討を行う。
助成金額
~5億
1件あたり⽀援総額:5億円程度(上限)
採択予定件数:1~数件程度
備考
【技術開発実施体制】
宇宙機関のミッション向けの地上局アンテナ装置の開発実績や、月や地上における通信等に関して十分な知見及び研究開発の実績を有する研究者を有するとともに、必要に応じて宇宙開発利用加速化戦略プログラム(スターダストプログラム)における「月面活動に向けた測位・通信技術開発」と連携し、月通信にかかる実現可能性検討が行うことが可能な民間企業等を想定
【⽀援期間】
1年間程度
※詳細は、公募要領をご確認ください。