250005
2025/04/02(水)
公募締切
~2025/05/09(金)
e-RAD(12時まで)
対象(研究領域等)
(1)概要
本事業は、目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を行う若手研究者を発掘し、実用化に向けた産学連携体制での研究開発の実施を支援することにより、次世代のイノベーションを担う人材を育成するとともに、我が国における新産業の創出に貢献することを目 的として実施します。
なお、本公募から、地方/地域の課題解決に資する研究開発を支援することを目的に、「地方/地域の課題」をテーマとした研究開発のご提案については加点対象といたします。
1.マッチングサポートフェーズ
大学等に所属し、産業界が期待する目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を実施する若手研究者と企業との共同研究等の機会を創出するためのマッチング支援を行います。また、審査で助成対象事業として採択されたものについて助成します。なお、助成金の交付先は、若手研究者が所属する大学等とします。
2.共同研究フェーズ
大学等に所属する若手研究者が企業と共同研究等の実施に係る合意書を締結し、企業から大学等に対して共同研究等費が支払われることを条件として、実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を実施するものについて助成します。なお、助成金の交付先は、若手研究者が所属する大学等とします。
3.共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
企業と大学等が共同研究フェーズにおいて助成事業を実施している場合に、当該企業に所属する若手研究者が当該大学等の博士 (後期)課程に入学し、共同研究フェーズでの事業成果の実用化が加速すると考えられる目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を実施するものについて助成します。なお、助成金の交付先は、若手研究者が所属する企業とします。また、助成事業の実施にあたっては、若手研究者が大学等の博士(後期)課程において実施する研究開発を「企業と大学等との共同研究等」として合意書を締結し、研究開発を実施することとします。
【対象事業】
1.マッチングサポートフェーズ
産業技術分野及びエネルギー・環境分野での実用化を目指す目的志向型の創造的な基礎又は応用研究で、産業界が期待する研究開発であり、研究開発の成果が産業に応用されることを目的として、今後企業との共同研究等の実施を目指すもの。
2.共同研究フェーズ
産業技術分野及びエネルギー・環境分野での実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究で、新産業の創出等に貢献することを目指して企業との共同研究等を行うもの。なお、応募要件とする企業との共同研究等は、交付決定日以降に新たな研究開発計画(研究開発テーマ、期間、契約額等)として開始されるもののみです。
3.共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
産業技術分野及びエネルギー・環境分野での実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究であり、企業と大学等が共同研究フェーズにおいて実施している助成事業の成果の実用化が加速すると考えられるテーマで研究開発を行うもの。なお、応募要件とする大学等との共同研究等は、企業に所属する若手研究者が大学等の博士(後期)課程において実施する研究開発としますが、助成対象となるのは、交付決定日以降に実施した研究開発のみです。
また、成果の実用化を加速しようとする共同研究フェーズ事業の終了予定日の1年前までに、博士(後期)課程への入学及び共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)での助成事業を開始できることが必要です。
助成金額
~1千万
1.マッチングサポートフェーズ:2025年度から2027年度の合計で10百万円以内
2.共同研究フェーズ:企業から支払われる共同研究等費とNEDOからの助成金を合わせた総額は60百万円以内/年
3.共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型):若手研究者が所属する企業が支出する経費は10百万円以内/年
(ただし、NEDOからの助成金は、本テーマの実施にあたり若手研究者が所属する企業が支出する経費の1/2とし、1テーマあたり5百万円以内/年)
備考
【事業期間】
1.マッチングサポートフェーズ:最大2年(3カ年度)
2.共同研究フェーズ:最大3年(4カ年度)
3.共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型):最大3年(4カ年度)かつ
主任研究者となる若手研究者が博士(後期)課程に在学する期間
※詳細は公募要領をご確認ください。